必ず冷蔵庫、冷暗室で保管
当店では津軽味噌は昔ながらの製造方法で生産しているため、保存料は使用しておりません。
そのため、一般的に流通している味噌よりも熟成発酵が早くすすみます。(気温が高いところや夏季は特にその傾向があらわれます。)
味噌、醤油のような発酵食品には一般的には賞味期限はありませんが、気温の低いところで保管して頂くことによって発酵のすすみを遅らせ、美味しい状態で召しあがれる期間を維持することができます。特に津軽味噌は、冷蔵庫に保管して下さい。
白カビ(産膜酵母)が発生したら
味噌は発酵がすすむと、だんだんと膨らみはじめ次第に味噌に層ができるようになります。そののちにつゆが発生し、最後に空気に触れている味噌の表面に白カビのようなものが発生します。
これは、『産膜酵母』といわれる酵母菌の一種です。人体には無害ですが、風味を損なうので取り除いてお召し上がりください。見た目は気になりますが、菌が生きている自然の味噌という証拠でもあります。(醤油にも産膜酵母は発生します)また、定期的に味噌を混ぜる『天地返し』をおこなうことによって、発酵速度を遅らせることができます。